派遣社員も対象!?月60時間を超える時間外労働の割増賃金率が引き上げられます!
2023.09.14
愛知県岡崎市で製造請負・人材派遣の会社を営むビージョブメイトの「BSG株式会社」です。
地域密着・岡崎市で「企業」と「お仕事をしたい方」とをマッチングさせて頂いております。こちらのブログでは愛知県岡崎市周辺のお仕事情報の発信だけじゃなく、お仕事を探している方にとって有益な情報をお届けしたいと思いスタートしました。
さて、早速、今回のブログのテーマに入りたいと思います。
今回のテーマはズバリ『派遣社員も対象!?月60時間を超える時間外労働の割増賃金率が引き上げられます!』ということでお伝えしていきたいと思います。
■月60時間超の割増賃金率引き上げとは?
月60時間超の時間外労働とは、労働者が月に60時間以上の労働時間を超えて勤務することを指します。
これは労働基準法における労働時間の上限を超える範囲での労働であり、企業によっては繁忙期や急な需要増加に対応するために従業員に対してこのような時間外労働を求めることがあります。
しかし、長時間労働の継続は労働者の健康やワークライフバランスに悪影響を及ぼす可能性があるため、適切な対策が求められています。
■割増賃金率の引き上げの背景と目的
中小企業の月60時間超の時間外労働に対する割増賃金率が50%に引き上げられる背景には、労働者の労働時間の適正化と労働環境の改善があります。
従来の割増賃金率では、長時間労働が増える中小企業において、労働者の健康や生活の質が損なわれる問題が指摘されていました。そのため政府は、月60時間を超える時間外労働に対して、労働者の働き方改革を推進することを目的として、労働基準法の改正を行いました。
■時間外労働の割増賃金率引き上げのメリット
時間外労働の割増賃金率が引き上げられることにより、労働者には以下のようなメリットが生じます。
- 労働時間が適正化されることにより、過労による健康リスクの軽減
- 割増賃金率の引き上げによる、労働者の労働意欲の高まり
- ワークライフバランスの改善や生活の質の向上
このようなメリットを享受するためには、企業と労働者の間で適切な労使協議や労働条件の見直しを行うことが重要です。
■割増賃金率引き上げによる派遣社員への影響
割増賃金率の引き上げは、派遣社員にも影響を与えます。月60時間を超える時間外労働を行った場合には、派遣社員も50%の割増賃金を受け取ることができます。
これにより、派遣社員の時間外労働に対する報酬が改善され、労働意欲やモチベーションの向上が期待されます。
ただし、派遣社員の場合、派遣元の派遣会社との契約を結ぶことになります。そのため派遣先での労働において月60時間以上の残業が発生する場合は、派遣会社の担当者に変更点などが生じるか確認しておくと安心です。
■まとめ
本記事では中小企業の月60時間超の時間外労働に対する割増賃金率の引き上げについて、解説しました。
割増賃金率の引き上げは、労働者の労働時間の適正化と労働環境の改善を目指した政策の一環です。
労働者の健康や働き方改革を考える上で、割増賃金率の引き上げは重要な一歩となります。
派遣社員も対象となる法改正のため、他人事と捉えず、自分にどのような影響が生じるのか理解しておきましょう。
今回は『派遣社員も対象!?月60時間を超える時間外労働の割増賃金率が引き上げられます!』について特集をさせて頂きました。
皆様のお仕事探しのご参考になればうれしい限りです♪
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