派遣社員もマイナンバーの提出を求められますか?マイナンバーの提出を求められる理由とは?
2024.12.26
愛知県岡崎市で製造請負・人材派遣の会社を営むビージョブメイトの「BSG株式会社」です。
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さて、早速、今回のブログのテーマに入りたいと思います。
今回のテーマはズバリ『派遣社員もマイナンバーの提出を求められますか?マイナンバーの提出を求められる理由とは?』ということでお伝えしていきたいと思います。
派遣会社に登録する場合、マイナンバーの提出を求められることがあります。
しかし、中には「なぜ派遣登録の際にマイナンバーの提出が必要なのか」と疑問に思う人もいるでしょう。
そこで本記事では、派遣社員がマイナンバーの提出を求められる理由とその背景について解説します。
■マイナンバー制度とは?
まずは、マイナンバー制度の概要について簡単に説明します。
□マイナンバー制度の概要
マイナンバーとは、日本の全ての住民(国民および在留外国人)に1人ひとり付与される12桁の個人番号のことを指します。日本では2015年から運用が始まりました。マイナンバーは、国民全員に割り振られ、税金や社会保障、災害対策などで活用されます。イナンバー制度は、政府が個人情報を一元管理し、手続きを簡素化するために施行された制度です。
□マイナンバーが必要な場面
マイナンバーは、主に税務署や市役所などにおける手続きで個人の所得や社会保障に関する情報を適切に管理するために用いられます。特に、給与所得や社会保険の手続き、年末調整、住民税の計算などで必要になります。
□マイナンバー提出が求められる範囲
マイナンバーの提出が必要なのは、正社員だけでなく、派遣社員やアルバイト、パートタイムなど原則全ての労働者です。
派遣社員は、給与を支払う派遣会社にマイナンバーを提出する必要があります。
■派遣社員がマイナンバーを提出する理由
ここでは、派遣社員が派遣会社に対してマイナンバーを提出する理由を紹介します。
□税務処理のため
派遣社員も給与を受け取る際、所得税が発生します。派遣会社は、従業員の給与に対して源泉徴収を行い、税務署に税金を納めます。
この際に、給与支払いに関する正確な情報を税務署に報告するために、従業員のマイナンバーが必要になります。
□社会保険手続きのため
派遣社員であっても、社会保険に加入する場合は、健康保険や厚生年金の手続きが必要です。これらの手続きにおいて、従業員の正確な情報を管理するためにマイナンバーが活用されます。
□雇用保険や労働保険の申請に必要
派遣社員が失業した場合や、雇用保険を受け取る際にも、マイナンバーが必要です。
また、労災保険の手続きにも使用される場合があります。
■マイナンバーとマイナンバーカードの違い
派遣会社では、マイナンバーさえ共有できれば、マイナンバーカードの提出を求められることはほとんどありません。
「マイナンバー」とは、日本の全ての住民(国民および在留外国人)に一人ひとり付与される12桁の個人番号のことを指します。一方「マイナンバーカード」とは、マイナンバーを証明するICチップ付きのプラスチック製のカードのことを指します。
人によってはマイナンバーカードを作成していない場合もあり、マイナンバーの提出を求められた際に慌ててしまうかもしれません。ただ、派遣会社はマイナンバーが知りたいだけなので、特段マイナンバーカードを用意する必要はありません。
マイナンバーを確認する方法は、以下の通りです。
- マイナンバーが記載された住民票の写しを取得する
- 住民票記載事項証明書を取得する
- マイナンバー通知カードに記載された情報を確認する
■まとめ
派遣社員が派遣会社にマイナンバーの提出を求められるのは、税務処理や社会保険手続き、労働保険の申請に必要なためです。
マイナンバーが、他の目的に利用されることはないため、必要以上に不安になることはないでしょう。
円滑な事務手続きのためにも、派遣会社に登録する際は、事前にマイナンバーを把握しておくようにしましょう。
今回は『派遣社員もマイナンバーの提出を求められますか?マイナンバーの提出を求められる理由とは?』について特集をさせて頂きました。
皆様のお仕事探しのご参考になればうれしい限りです♪
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