金属加工ってどんな仕事？業務内容や取得を目指したい資格をご紹介
2022.02.10
愛知県岡崎市で製造請負・人材派遣の会社を営むビージョブメイト「BSG株式会社」です。地域密着・岡崎市で「企業」と「お仕事をしたい方」とをマッチングさせて頂いております。こちらのブログでは愛知県岡崎市周辺のお仕事情報の発信だけじゃなく、お仕事を探している方にとって有益な情報をお届けしたいと思いスタートしました。
さて、早速、今回のブログのテーマに入りたいと思います。
今回のテーマはズバリ『金属加工ってどんな仕事？金属加工の種類や取得を目指したい資格をご紹介』ということでお伝えしていきたいと思います。
■金属加工とは？
金属加工とは、文字通りズバリ金属を加工し、部品・製品を製造するお仕事です。
まさに製造業のイメージにピッタリの手に職を付けるお仕事です。
金属加工には様々な種類があり、加工の方法によって多様な技術が用いられます。
金属加工は大きく分けて2つあります。
1つは形を作ったり変形させる金属加工。もう一つは金属の性質を変える金属加工です。
一般的な金属加工は前者を指すことがほとんどです。
前者の形を作ったり変形させる金属加工は、さらに「付加加工」「切削（除去）加工」「成形加工」の3種類に分けられます。
■金属加工の種類
たくさんの種類がある金属加工の中でも今回は代表的な加工をご紹介します。
□付加加工
付加加工には大きく2種類の加工方法があります。
1つめは主に溶接と呼ばれ金属に熱を加えて加工する手法です。
もう1つは被覆加工と呼ばれペンキやメッキで金属の表面を保護したり色付けしたりする加工のことを言います。
□切削(除去)加工
切削（除去）加工とは、不要な部分を切断・くり貫く作業です。
使う用途や加工する材料によっては電気や熱を使用することもあります。
□成形加工
成形加工とは熱を加え液状にし、指定の型に流し込み固める鋳造と、金属の粉末を用い圧力を加えて成形する圧結があります。
また型抜きクッキーのように、金属を薄く平らに伸ばし指定の型に抜く方法もあります。
■金属加工の資格
金属加工は技法の数だけ資格もあります。
そのため、一口に金属加工の資格と言っても様々です。
今回は代表的な金属加工の資格をご紹介します。
□めっき技能士
付加加工の1つである被覆加工の技能士です。
めっき技能士は国家資格の1つであり、特級から1級、2級、3級の4つの級があります。
めっき作業は主に2つに大別されます。1つめは、電気を用いる電気めっき加工。もう1つは、溶かした亜鉛を用いる溶融亜鉛めっき加工があります。
3級・2級はしっかり勉強していれば取得できます。1級・特級は難易度が上がりますが、しっかり勉強すれば決して取得できない資格ではありません。
キャリアアップにも繋がる資格なので、関わる仕事に必要なのであれば資格の取得を目指してみましょう。
□溶接技能者
製造のお仕事に欠かせない溶接のお仕事。溶接にも様々な手法があります。
中でも「アーク溶接作業者」と「ガス溶接技能者」は溶接の代表的な資格です。
資格取得には特別な条件はなく、18歳以上であれば誰でも資格試験を受けられます。
溶接の資格は他にもあります。中には主任者や指導者などの資格や専門性の高いアルミニウム溶接技能者やボイラー溶接士などの資格もあります。
溶接1本でキャリアアップを目指すこともできますよ。
□機械加工技能士
機械加工技能士は切削(除去)加工を担う技能士です。こちらも技能検定制度に認定された国家資格の1つ。
金属を指定された形に整える技術のスペシャリスト。人によっては指折りの職人技を持つ人もいます。
私たちの生活に欠かせない金属。
金属は製造の過程で様々なスキルを持つ金属加工士の手によって商品化されます。
金属加工に関わるお仕事は、自分が製造に関わった商品がみんなの生活に役立つやりがいを感じられます。
手に職を付けるお仕事に就きたい！という方にとってピッタリのお仕事ではないでしょうか。
今回は『金属加工ってどんな仕事？金属加工の種類や取得を目指したい資格をご紹介』について特集をさせて頂きました。
皆様のお仕事探しのご参考になればうれしい限りです♪
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